エンジニアの端くれの端くれ

思ったことなどつらつらと書いていきます

潰瘍性大腸炎になって変わったこと

僕はこの病気がきっかけで、身体面以外にも、精神的な面で変化がありました。

 

この病気の根本的な原因はわかっていませんが、ストレスも要因の一つだろうと考えられています。どんな病気も少なからずストレスは影響しているでしょう。

「ストレスのない生活を心がけましょう」と医者の先生に言われ、どうすればそれが実現できるのか考えました。正直、ストレスを全く感じないような生活は不可能だと思います。少しでもストレスを軽減するために何ができるだろう?

そもそも、僕はどんなときにストレスを感じるのか?と考えたとき、「自分の思い通りにならない事」に対してストレスを感じることが多いんじゃないか?というところにたどり着きました。

思い通りにならないことなんて普通に生活していればたくさんあります。むしろ、思い通りにことが運ぶ方が少ないでしょう。自分でコントロールできる範疇ではないものがほとんどです。

ではどうすればいいのか?

結論から言うと、「期待することをやめる」ことにしたんです。

極端に言えば、理想があるから現実を見て失望するんです。

 

http://twinavi.jp/topics/tidbits/58d1daf4-40d0-4660-a77b-7055ac133a21?ref=tweet

 

"Low expectation, always happy"

 

これをモットーに、穏やかに生きて行きたいです。

BeagleBoard-xMでUbuntuを動かしてみる

ずっと押し入れに眠っていたBeagleBoardを何かに使えないかなと思い、動作確認を兼ねて手軽そうだったUbuntuをとりあえず動かしてみたメモ。

 

参考は以下。

BeagleBoardUbuntu - eLinux.org

BeagleBoard-xMでUbuntuをブートできるような構成のMicroSDを作成する。

作業手順は単純で、プリブートイメージをダウンロードして、SDに書き込むだけ。

Windows10 VMware上のUbuntu 16.04 LTSで作業。

 

プリブートイメージ取得

wget https://rcn-ee.com/rootfs/2016-06-09/microsd/bbxm-ubuntu-16.04-console-armhf-2016-06-09-2gb.img.xz

 

書き込み

xzcat bbxm-ubuntu-16.04-console-armhf-2016-06-09-2gb.img.xz | sudo dd of=/dev/sdX

 

※ 時間を計っていなかったが、10分以上かかった。

sdXの部分は、SD接続前後で以下のコマンドを実行し、差分から何となく察して置き換える。

dmesg | tail 

書き込みが終わったらSDをBeagleboardに挿し、ディスプレイやキーボードなど接続して電源ON。しばらくすると起動した。

 

とりあえずボードの生存確認ができた。

HTML5ハイブリッドアプリ 初開発

僕は開発職、いわゆる、プログラマやSEなどと言われるであろうお仕事に携わっています。

お客さんが抱える課題をITで解決する。そのために、お客さんの困り事や実現したいことを聞き出して、こんなのどうですか?と提案したり、仕様書や設計書をまとめたり。さらにそれをプログラムに落とし込んで動くものを作り、テストして不具合を潰して、提供して、サポートする。

どんなプログラムを作っているのかについてはまた別の機会に触れるとして、今日はそんなお仕事のなかで出会った、HTMLハイブリッドアプリ開発について書きたいと思います。
※この記事には開発してみての感想を書いています。ノウハウ的なことは書いていません。

ハイブリッドアプリって?

あるAndroidアプリの開発案件で、お客さんが提示された要件の中に、「iOSへの移植性を考慮すること」という1文がしれーっと書いてありました。聞けば、今はAndroidだが、将来的にはiOSでも使いたいとのこと。簡単に言ってくれるぜ。機能面の要件はやたらふわっと書いてあるのに。

スマートフォンアプリ開発経験がほとんど無く疎かった僕は、androidアプリはJavaiOSアプリはObjective-C?を使って作るものだと思ってました。どちらの言語もほぼ経験ゼロだし、勉強コストがかかる。その上移植性まで考慮しろと。ドイツ語と中国語を新たに学んで、相互翻訳出来るようになりなさいと言われているようなもんでしょ。納期限られてるんだし、僕の能力ではこれは到底無理。

先輩エンジニアに相談し、ハイブリッドアプリの存在を知りました。ワンソースでマルチプラットフォームに対応できるうんたらかんたら。要は、1つのコードを書けばAndroidiOS両方で動かせるような技術らしい。これはすごい!採用!

調べてみると、HTML/CSS/Javascriptでアプリが作れちゃうらしい。web開発の技術がそのまま流用できる。
僕にはweb開発経験は皆無でしたが、javaobjective-Cをそれぞれ学ぶよりは圧倒的にコストを抑えられるし、UI周りの柔軟性も魅力だったので、HTMLハイブリッドアプリ開発をすることに決めました。

HTMLハイブリッドアプリの仕組み

androidiOSには「webview」というものが備わっています。ブラウザみたいに、HTMLを解釈して表示してくれるようなやつです。ブラウジングできるアプリには内部でこの部品が使われているはずです。

このwebview上で動くコードを書けば、AndroidでもiOSでも動くものができるってわけです。そのための開発環境も色々と出ているようですね。

実際のアプリの作り方についてはまた別記事で書いてみる予定です。詳しくはググるなり書籍を読むなりしてください。

HTMLハイブリッドアプリ開発をしてみて

一番良かったのは、アプリの外枠を爆速で開発出来ちゃうところです。

お客さんとのキックオフの打ち合わせから次の打ち合わせまでに画面遷移案を作成し、実際に動かせるものを作りました。
HTMLとCSSで見た目を作り込んでしまえばそれっぽく見えるものができちゃいます。ライブラリ等も非常に充実しています。やりたいことに対して、調べれば誰かしらもう既に実現してくれているのでそれを持ってくるだけで済みます。 

2回目の打ち合わせからは、その画面をベースに議論していきます。動くものがあるととても話しやすいですし、お客さんも自分が何を欲しているのか整理しやすくなると思います。

叩き台のアプリを動かしながら、各画面で必要な機能を洗い出します。なんやかんやでちょっと動くものができちゃってるので、どうしてもお客さんの要望は膨らみがちになりますが、そこは必要性や実現性、コスト等吟味して取捨選択していきます。

見た目はHTMLとCSS、機能はJavaScriptで作り込みます。僕の場合は全部一人で行える程度の開発規模でしたが、例えばデザイナさんがいてくれるようなチームであれば、この辺りの作業分担はとてもやり易いのではないかと思います。Web技術を持ってる方がいるとすれば尚更ですね。

ハイブリッドアプリ開発だから困った、という状況は今のところありません。開発環境や使用しているプラグインのアップデートへの追従が大変なぐらいでしょうか。

Androidのバージョン毎にテストして動作確認をするのは大変ですが、これはjavaで作っても同じことだと思います。

今回はAndroidアプリとして作成したため、iOSアプリとしてビルドし直すとまた問題が出てくるのかもしれませんが、大部分のコードはそのまま流用可能なはずです。特に、UI周りがそのまま使えるのは非常に大きいと思います。 

またiOSアプリとして移植することがあれば記事を書きたいと思います。

潰瘍性大腸炎という病気

僕が患っている潰瘍性大腸炎という病気について紹介します。

普通に調べればでてくる情報にちょっとだけ僕の経験を交えてまとめるだけですが。 

この病気になったと分かった当時、欲しい情報が簡単にまとまっているところが無かったような気がしたので。難しい解説はたくさんありましたけど。

 潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎(UC:Ulcerative colitis)は、大腸の粘膜がただれたり、潰瘍ができる病気です。病気になる原因は分かっていません。

症状の強さ、広さはさまざまですが、直腸から口側に向かって連続的に拡がる傾向にあるらしいです。 お腹がゆるくなり、回数が増え、下血したりします。腹部の違和感や腹痛を伴うこともあります。ひどくなると、発熱、貧血などの症状もあるそうです。

活動期、寛解(かんかい)期があり、いったん病状が落ち着いたと思ってもまた再びぶり返すことがあります(再燃)。一度落ち着いた後にそのまま症状が出なくなる人や、慢性的に続いてしまう人もいるそうです。基本的には薬による治療。ひどい人は手術もあるそうです。

日本では人口10万人あたり100人の患者がいるそうで、発症年齢のピークは20代だそうです。著名な方では、安倍首相もこの病気になり、一度治療のために休息をとられています。

医療費助成制度の対象となる指定難病です。

認定してもらうためには、指定医療機関で難病指定医による診断をしてもらう必要があります。内視鏡検査を受け、臨床調査個人票というものを書いてもらい、役所でいろいろと必要書類を集め、記入して居住地の保健所に提出します。この手続きは年一回の更新のたびに必要なのでとても面倒です。

認定されれば、医療受給者証が交付され、潰瘍性大腸炎の治療に対して助成を受けることができます。重症度や課税状況などによって助成額が変わってくるようです。

僕の場合

ここからは僕個人の事について書きます。

僕自身が感じている症状としては、腹部の違和感、下痢、トイレの回数が増える、血便などです。トイレのあとお尻を拭いたときに、ねばっとしたものが紙に付くことがあります。症状があるときはトイレに行ってスッキリすることはほとんど無いです。

幸いなことにまだ入院するほど症状が酷くなったことはなく、潰瘍性大腸炎について調べた限りでは軽い方だと思います。寛解と再燃を繰り返すタイプで、5年間で2回再燃しています。

症状が出ているときは2、3週間に1回。落ち着いて来れば3ヶ月分一気に薬を処方してもらって、なくなったころにまた診察してもらう、の繰り返しです。

医療受給者証も持っており、月間の自己負担上限額は10,000円です。助成無しの場合にいくら払うことになるのか計算したことはありませんが、薬の量が非常に多いのでとてもありがたいです。

この病気のせいで日常生活に支障をきたすようなことはほとんど無いです。

ただ、病状が落ち着いても、ふとした時に自分が病気であることを実感させられます。

 僕が勤めている会社が社員に勧めている団体生命保険には、この病気が理由で入ることができませんでした。

献血に行こうとしたことがありますが、服用している薬を伝えたところ、断られました。

どちらも症状が落ち着いている時期にあった出来事で、とてもショックだったことを覚えています。

人と食事に行くと、食後に飲んでいる薬のことを聞かれることがあります。服用量が多いので気になっちゃいますよね。

自分が病気であることを受け入れることが、一番の壁だったように思います。未だに認めたくない気持ちも大きいですが…。

ストレスも原因の一つと言われています。完全にストレスを排除することは不可能ですが、この病気であること自体がストレスになってしまわないよう、工夫して上手に過ごして行きたいところです。


潰瘍性大腸炎との馴れ初め

僕は21歳で潰瘍性大腸炎を発病した。

ある日、突然の血便。

何の前触れもなかった。血便以外の症状は何もなく、至って健康だった。

周りに言うこともできず、何かの間違いだと自分に言い聞かせる。

数日程血便が続き、さすがにこれはおかしいと思っていたところに、立っていられないほどの激しい胃痛に襲われた。親に病院に連れて行ってもらい、数日間の症状を話した。胃痛に関しては、病院に着くころには落ち着いていた。

今思えば、胃痛とこの病気との相関はないのかもしれないけど、これが病状を打ち明けるいいきっかけになったと思う。どうしても人には言い辛い症状だ。

出血に関しては、おそらく痔でしょうとの診断だった。

 

処方された薬を使い切り、しばらく経っても症状は一向に落ち着かず。

胃腸科・肛門科を専門にやっている病院にかかってみる。

人生初の大腸内視鏡検査はあまり覚えていない。腸長いですね~って言われたことぐらい。

 診断は潰瘍性大腸炎。聞いたこともない病気だった。

かなりの量の薬を処方される。

  • ラックビー微粒N 1% : 3g
  • ソファルコン細粒20%「TYK」 : 1.5g
  • メサラジン錠250mg「AKP」 : 6錠
  • ポステリザンF座薬 : 1個

潰瘍性大腸炎について恐る恐る調べた。

「明確な原因はわかっていない」「難病」「完治しない」

調べれば調べるほど不安になった。

ただ、うまく付き合えれば日常生活は支障なく送れることも分かった。

 

学校やバイトで忙しい時期と重なり、精神的に病みながらも薬は飲み続け、一、二ヶ月ほどで何とか症状を落ち着かせることに成功。

ただ、症状が出なくなったあとも、「症状を再燃させないために薬を飲み続けたほうがいい」「この病気とは一生付き合っていくことになるかもしれない」 と言われ、かなりショックだったことを覚えている。

一度病気の症状を経験した後も、まだ受け入れることができない自分がいた。